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ジュピター(前身) 近年の取組み更新日:2019/05/23 (木) 弊社の食品製造業向け業務ソフトウェア最新製品「Misuzu8(みすずエイト)」は、上場或は有名食品製造企業の「生産・原価・品質・需給・販売・物流・管理会計」各業務の改善とIT改革を実現して参りました。お得意先業務改善の必要に応じて、OAとFAの垣根なく、弊社1社で対応が可能なことも特筆されます。 「Misuzu8」は、日配品と、常温品・冷蔵品・冷凍品などの全ての保存形態の、食品製造企業に納入実績がございます。 弊社はいま、IoTを活用した食品製造会社のスマート・ファクトリー化の具体的提案と実証を進めております。 一つは、番什(コンビになどの商品納品用通い箱など)のラベルを「電子ペーパー表示付きRFID」に替えるものです。毎日、何万枚から何十万枚ものラベルを発行し番什に貼り、回収した番什からそのラベルを剥がし、番什の洗浄・消毒・乾燥の後、値付機やデジタルピッキングシステムで製品を番什に詰め、再びラベルを貼り店舗に出荷する、というサイクルに「電子ペーパー表示付きRFID」を活用し、ラベルを全廃します。 番什に埋め込まれた「電子ペーパー表示付きRFID」は、自動仕訳装置や値付機との組み合わせで更に大きな省力効果を生み、製造原価を低減します。 二つめは、ラインで人と共存作業ができる双腕ロボットシステムの提案もしています。弁当具材のトレー詰めラインなどで人と共存し、休みなく正確な作業をし続け、食品製造現場に人が集まらない、という問題の解決を図ります。このロボットは、弊社代表の元職の川崎重工業製品です。防水加工済みで 300万円(ハンド:手とビジョン:目は別売)という価格は、他社製品にはありません。この川崎重工業ロボット製品「duAro」の開発には、弊社が伝えたお得意先現場の声も反映されています。(ロボットは正確な仕事を休みなく続けますが、改善提案はしませんので人との共存作業が欠かせません) 三つめは、弊社お得意先のマヨネーズ・ドレッシングなどとそれを原料にしたサラダ製品などの(何れも業務用)製造企業様では、ラインのミキサーやニーダーなどの設備と弊社ソフトウェア製品「Misuzu8」の生産管理機能を結び付けて運用されています。弊社が主導し、計装メーカーのPLCソフトに修正を依頼し、弊社POP端末が操作盤になるようにしました。これにより作業者には機械操作と情報入力の2度押しがなくなります。弊社が一貫して現場作業者が「楽に正確な情報を報告できる仕組み」を追求して参りました帰結です。 調合室の計量器と「Misuzu8」の生産管理機能との連携や、「現場の情報が、そのまま原価管理と管理決算に継がる」仕組み、「トレースが嫌でもでき、受払在庫と原価管理に継がる」仕組みなどは、既に他の弊社お得意先にもご導入戴き、弊社では既に常識的なものになっています。 四つめは、「IoTって何だ」というお得意先や見込み客の疑問に、「IoTはこれだ」という評価モジュールを作り応えています。各種のセンサーから測定データを取り込み、近距離無線通信を介してPCでモニタリングします。この情報を、目的に応じて加工し現場にフィードバックする、そこに「AI」の技術が活用される、と説明しています。 五つめが最後ですが、フードディフェンスの分野でも、監視カメラの設置台数を競う段階から、作業者の作業服などにリネンRFIDを埋め込み、ライン・工程の入退ゲート制御を実施しています。この面では、ゼネコンとの協業も始めています。 何度も申し上げますが、これらの仕掛けは、全て弊社ソフトウェア製品「Misuzu8」と連携して稼動します。 |
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